製紙技術のパイオニア
ダヴィンチも愛した紙

ファブリアーノ社は創業1264年。最も古く、最も優れた製紙技術を持っているとも言われているイタリアの製紙会社です。
「透かし入れ(ウォーターマーク)」「ゼラチンによるはじき処理(サイジング)」「効率的にパルプをほぐす機械の発明」など、
製紙過程の3つの重要プロセスの始祖でもあり、ダヴィンチやミケランジェロ、ラファエロ、ベートーベンなど多くの芸術家が、
高くその品質を評価し愛用したことで、世界中の憧れの紙となりました。紙幣製造の最新技術をリンクさせつつ、
再生可能エネルギー利用などの環境に配慮した取り組みにより作られた高品位の紙を、皆様にお届けいたします。

MOULD MADE/モールドメイド

モールドシリンダーマシンで製造された紙です。
この製法は手漉き紙に似た独特の風合いの紙になります。
市場で入手可能な最高品質の紙を表します。

COTTON/コットン

綿は紙を製造するための最も高貴な原料です。
その繊維は長く、柔軟性があります。
紙幣とプロのアーティストの紙は綿100%です。
木材パルプと比較して、綿紙はより耐久性があります。

FSC®/
森林管理協議会

Forest Stewardship Council A.C.(FSC®)は、世界の森林環境保全、先住民族や労働者の権利への取り組みの為に、責任ある森林管理のもとに資材調達された認証。 FSCロゴの付いた木材パルプを使うことは、森林保全を応援する事と同じです。

HYDROPOWER/水力発電

このロゴは、水力発電エネルギーを少なくとも60%使用し生産されたファブリアーノ紙を表します。 所有する発電所を通じて生成されるこの再生可能なエネルギー源のおかげで、環境保護に寄与する温室効果ガスの排出量を削減できます。

ACID FREE/中性紙

酸のない中性環境で製造された紙。 過去にはサイジング剤を定着させるために硫酸アルミニウムを使うことで、紙の酸性劣化が起こり、しなやかさを失い、硬く脆く変質したり、黄変するなどの望ましくない副作用が生じていました。

LONG LIFE/長寿命

ISO 9706規則に従って製造された紙は、「長寿命」と言われています。 その条件として、極力紙が木材中のリグニンを含まない必要があり、リグニンの酸性作用を中和するために、中性アルカリのサイジングに加え、少なくとも2.5%の炭酸カルシウムを使うことで中性紙になるよう製造しています。